教員紹介

教授
佐藤 善信
(SATO YOSHINOBU)
主な担当科目
マネジメント入門、エリアマネジメント論、地域イノベーション論、ブランド論
専門分野
マーケティング戦略、経営戦略、アントレプレナーシップ
経歴・資格
1980年、岡山商科大学商学部助手、1981年、神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得中退、1988年、流通科学大学商学部助教授、2005年、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授、2022年4月、現在に至る。博士(経営学)兵庫県立大学
学生へのメッセージ
私は20年ほど前から豊岡のカバンストリート(以下、CS)の活性化事業にボランティアの立場でかかわってきました。2009年には米国企業がグルーバル化の中でどのように戦略を展開すべきなのかを研究・教育する機関であるCIBER(Center for International Business Education and Research)のグローバル・ビジネス・プロジェクトに日本担当キャップとしてかかわり、CSに日本初のプロジェクトとして米国チームを受け入れていただきました。
その後も、CSの当時の理事であった方々をゲストにお招きして、関西のMBAコースの学生たちの共同研究課題としてCSをケースとしたプロジェクト・ベースト・ラーニングも大阪で行わせていただきました。2018年には総務省の「地方創生カレッジ」授業の教材にもCSをケーススタディとして取り上げさせていただきました。このように豊岡は私にとって第二の故郷のような街です。
この街で芸術文化観光専門職大学の教員として実践的な教育・研究に携わることができ本当に幸せです。私の教員としての活動(教育・研究・コンサルテーション)はすべて現場の課題をまとめたケースがベースになっています。それらは相乗効果を発揮します。是非、私の授業でその醍醐味を味わってください。
佐藤善信/YOSHINOBU SATO
研究テーマ
オーセンティック・ブランディング;プロジェクト・マネジメント;ブリコラージュとエフェクチュエーションをベースにしたケーススタディ・リサーチ
主な業績・受賞歴など
『現代流通の文化基盤』(千倉書房, 1992年:日本商業学会奨励賞)、『企業家精神のダイナミクス』(関西学院出版会, 2017年)、日本マーケティング学会、オーラルセッション・ベストペーパーアウォードを2回受賞
社会的貢献・活動など
1.豊岡市商工会からの関西学院大学への委託研究:「神鍋高原地域マネジメントプラットフォーム構築に関する研究」(研究期間:2021年4月1日~2022年1月31日)の研究代表者 2.RICプロジェクト:香美町地域連携事業
但馬の好きなところ・おすすめスポット
神鍋高原は魅力的な地域です。また、カニだけではなく、ホタルイカやハタハタの水揚げ量も日本一です。さらには、松坂牛や神戸牛に成長する子牛はこの地域で育種しています。コウノトリに代表される自然環境と第一次産業の優れた街です。