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第102回-②:学生BLOG【二人三記】「袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」

つんつくつんつん

第102回-②:学生BLOG【二人三記】「袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」

二人で書く芸観大生日記、二人三記です。

 

こんにちは。つんつくつんつんです。

学生ブログがこんなにも続いているなんて、1年間を振り返って過ぎ去った日を思い返して、ふわふわとした驚きを感じています。

 

もう3月の半ばで、長かった実習期間もやっと終わり、帰省していた人が豊岡へ帰ってくる人たちが増えました。

 

1年生である私は、2月の最初の方で演劇系の実習を1つとって、一見、春休み!のように見えるスケジュールを、、過ごし、、、たかった!

 

実習はないが、サークルはある!新歓がある!なんか自分で詰め込んだ研修がある!

 

こんな感じで、相変わらずいつのまにか予定が詰まってしまっていました。

 

でも安心してください、こんな感じになってしまっているのはごく一部。冬から春にかけて長期の帰省を満喫している人もいれば、自分の活動に勤しんでいる人もいます。

 

1年が終われば、また1年が始まり、新しい風が吹いてくるかのようです。

 

そんな風に吹き飛ばされないように、この忙しい春の期間があったのだと、私は思います。

 

豊岡はまだまだ寒く、霰が降ったり、みぞれが降ったりして相変わらず天気は不機嫌ですが、ひと学年上がる不安と共に将来への希望を捨てずに自分がやりたいことに挑戦していける場所であればいいと切に願っています。望む未来へコツコツと努力をしていけば、きっと開ける空はあるはず!と。

 

私はこの春を、どんな時間にしたいか。

じっくりと考えて、いや、考えたか?訂正します。振り返って、自分が成長するための(退寮もしたし)新生活スタートラインにしたいと思いながら過ごしていたと思います。

 

例えば、新しいおうちはどうする?カーテンは?

壁紙は?家具は?

生活をちゃんとするために、いつも1食しか食べないのをやめて3食にしようとか。

1時までには就寝できるようにしようとか。

湯船をゲットしたから、しっかりお湯に入る習慣をつけようとか。

そんな些細なことに気を遣いながら生活をしたいと思って過ごしてきました。

 

しかし、中でも新生活を彩ってくれたのは、やはり私にとっては「舞台」です。

私にとって「舞台」こそがその根源であり、ドキドキワクワクの源なのです。

 

 

出会いに感謝を込めて、少しだけ紹介させてください。

 

びわ湖ホール舞台技術研修〜人材育成講座〜

 

音楽劇・長靴をはいた猫

 

今回私は、3月11日〜16日に、滋賀県大津市にある、びわ湖ホールという琵琶湖が一望できる美しいホールへ研修に行ってきました。ずっと行ってみたかったホールの一つで、憧れの夢が一つ叶ったとともに、スタッフとして一つの音楽劇の小道具・舞台進行チームとして働き、言葉では言い尽くせないほどの経験と感動を持ち帰ることができたと思いま

す。

 

そして何より、舞台裏で働く人ってなんであんなにかっこいいんだ、、、

 

一回みんな行ってみてほしいです。舞台機構とか、舞台裏とか袖とか、色々すごいから(語彙力)

 

 

豊岡に帰ってすぐに思ったこと「びわ湖に帰りたい」。

地元というわけでもないのに、私にとってはかけがえのない、幸せな時間になったことは確かです。

 

冬は不安で不安で仕方なくて、舞台をしている自分が嫌いになりそうなほど何度も落ち込んでいました。自信なんてないし、自分がどれほどやっていけるかもわからない、自分の立ち位置を決めかねて、崩れそうな足元をただ見守っているのも怖い。

 

寒さの冬を、この研修のおかげで乗り越えられたと言っても過言ではないでしょう。

 

私は昨年、志望理由書になんと書いたのでしょうか。おそらく舞台に関わり続けて、いきたいとそれだけはしっかりと書いていた覚えがあります。

そんな初心にかえらせてくれる研修でもあったと振り返って思います。

 

研修に参加していた人で、京都や兵庫県の南側に学外の知り合いもでき、非常に浮かれています。現在進行形で笑

いつか友人と呼べるようになるといいな、烏滸がましかったらごめんなさい笑

 

 

私の人生は、振り返れば5歳から見始めたドラマやアニメ、小学生から収集癖を発揮した小説や漫画、中学生でどハマりしたゲーム、高校から真面目に向き合うことができた舞台、気づけば物語だらけです。

そして、それらが好きになったのは全て自分以外の他者や身近な人が喜んでくれたり褒めてくれたことがきっかけになっています。そして、それらは私が辛い時にいつも私を支えてくれたものです。

だからこそ、温かいものを届けたいと思うし、誰かにとって心に残るものを作りたいと思います。

 

私は、舞台によって生まれる出会いや、心を震わすような瞬間がとても好きです。

だから、今の学生生活をとても大切に、慈しみながら生きていきたいと思います。

 

芸術文化観光専門職大学に入ってよかったと思うことは、

人は変われるんだと、人を内面でしっかりみて、自分とも他人とも関わり方や接し方を学び直す機会を得られたことです。

 

おそらく、1年前の私より、今の私の方が内面的にも成長しているはず!

気づけば舞台ばかりの私の日常ですが、学校が始まると観光もちゃんとやらなくてはと現実が追いかけてくるでしょう。

 

1年目で全然観光を履修しなかったツケが回ってきそうで、恐ろしい。

1回生では観光から逃げました。

でも、きっと今年は少しは成長しているので逃げません。

 

こんなに外にいっぱい行ってるし、ホテルや交通に関する観光の資料、気づけばいっぱい持ってるじゃない!!

 

 

なんて、自分を励まして桜が咲くのを待っています。

 

もちろん、4期生の皆さんもお待ちしていますよ。

 

深夜の散文でした。

 

 

最後に。

 

 

 

桜咲け!!!

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