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授業風景

「観光事業概論」の授業風景

本日ご紹介する講義は「観光事業概論」の授業です。

この授業では、「グローバル」「イノベーション」「マーケティング」をキーワードに事例を紹介し、その事例がなぜうまくいっているのかを経営やマーケティングの理論を中心に知ることを目的としています。

この日の授業では、テクノロジーの進化、国際化に影響を受ける観光事業について、講義で学んだ後ワークショップを行いました。

まず講義では、時代とともに変化する観光事業について、海外と日本との法律の違いに触れながら、そのビジネスの仕組みや現状・課題について理論モデルなどを用いながら確認していきました。

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講義の中では、観光業界の閉塞感を認識する部分もありました。この現状を打破していくこと、未来に向けた業界の在り方を再構築する必要性を感じずにはいられない場面もありました。

そして、ワークショップ。誰もが知っている「ファストフード店(ハンバーガー屋さんを想定)」を題材に、『常識を超えた事業モデル』の発想やアプローチについて話し合いました。なぜ題材が「ファストフード店(ハンバーガー屋さんを想定)」なのか。

観光業における収益的な要素として大きな割合を占めるのは「宿泊業」であることが知られていますが、「食」の要素もまた大きな要素です。

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『常識を超えた事業モデル』の発想方法を、ワークショップで体感するというのは一体どういうことなのでしょう。

具体的には、ファストフード店の常識を徹底的に洗い出し、その常識を誇張し、常識外れの観点で自由に発想していくというものでした。皆で集まって話し合っていると想像もつかないような要素がでてきたり、思わず笑ってしまう要素がでてきたりもしました。

そのような中で事業のタネのようなものもでてきました。例えば、常識=お子様メニュー、常識を誇張=離乳食、常識外れ=大人セット(20歳以上) という発想をしたグループもありました。

当初は事業にしていくことを強く意識しない自由なグループワークでしたが、ファンタジーな発想から事業にできそうな発想まで、さまざまな事業モデルが考案されていきました。

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複数出た発想の中から、「もし事業開発をするとしたらどの事業モデルでやってみたい?」とグループ発表後に教員から問われ、自分たちの発想の中に実現可能性を見出していくワークを通して、発想から現実が見えてきました。常識を誇張したり、常識外のことを考えてみるのも時には必要なのかもしれません。

観光事業の未来を考えるうえで、もしかすると、このような方法で新しい事業モデルができてくる可能性もあるでしょう。

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