
けんだま
第309回学生ブログ【29きゅうDiary】「きっと答えはひとつじゃない」
雑記
どうもどうも!再登場、5期生のけんだまでございます。
前回ブログを書いたのが6月。それから早くも4ヶ月が経ちました。
その間、豊岡では39℃を超える猛暑を記録したかと思えば、9月に入って一気に秋の空気に。
一方、僕の地元・熊本では10月中旬になっても31℃を記録するなど、まだまだ厳しい残暑が続いているようです。豊岡も暑かったですが、残暑のしつこさでは地元の方が一枚上手ですね……苦笑。
さてさて、そんな中、僕は先日「暑さ」とはほぼ無縁の北海道へ行ってきました。
目的は、NPOの活動としてキャンプに参加すること。
豊岡演劇祭の実習でスタッフをしていた際に、同じくスタッフだったCossyさんという方と知り合いました。Cossyさんは、自ら立ち上げたNPO法人で自己表現をテーマにしたワークショップを行っており、その話を休憩中に興味深く聞いていたところ、「北見でキャンプをやるから来てみない?」とお誘いを受けたのです。こうして僕は、人生初の北海道上陸を果たすことになりました。今回はその体験記です。
(キャンプ中心の話になりますが、受験の話は他の方にお任せして、ひとまずこのブログが息抜きになれば幸いです!)
――10月4日、朝10時。
ホテルまでCossyさんが迎えに来てくれました。自販機で買ったガラナを片手に、レンタカーで新千歳空港を出発。同期の友人も一緒です。

朝ドラ「なつぞら」の舞台にもなった、帯広で途中休憩。郵便ポストの上に乗っているカエルの雰囲気が僕にそっくりだと友達が言ってきました。

……うーん、なんと返せばいいのか(笑)。


昼食は豚丼をチョイス。これが本当に絶品で、これまで食べた丼ものの中でも一番おいしかったかもしれません。また絶対食べに行きたい!
昼食後、再び車に乗り込み、道東を目指します。
その途中で地元の高校生の参加者と合流。

ま、まさか北海道にも豊岡があるとは!?
思わず二度見してしまいました。(二度見どころじゃない、しっかり写真に収めてますね。ちなみに旭川市の地名らしいです)
活動場所である「ネイパル北見」に着いたのは日没後の18時。
新千歳出発から実に8時間が経っていました。
「北海道はでっかいどー」は冗談でもなんでもないですね。マジで広すぎる、北海道。
今回は5人での参加でしたが、男性は僕一人だったので、一人用のテントを別に用意してもらいました。オホーツク海側から吹いてくる風が中々強かったので、寝れるのかな?と少し心配でしたが、意外にもぐっすり。テントの力って、すごい。

さあ、お待ちかねのキャンプファイヤー!
特別講師の方から、火のおこし方をレクチャーしてもらいました。
まず、サバイバルナイフで木を削ります。

次に「ファイヤースターター」と呼ばれるマグネシウム棒を使って火を起こします。火花は散るのに、なかなか火がつかない……コツが必要なんですね。


ようやく火がつきました!
削った木を「井桁型」に並べて酸素の通りを良くします。

火おこし成功です。さあ、定番の焼きマシュマロタイム!!

いや、もう最高。楽しいし、美味しい。
ちなみに僕はこのあと、早く焼こうと火に近づけすぎて、マシュマロに着火し、ファイヤーしてしまいました。オーマイガッシュ!!
翌日は飯盒と鍋でカレー作り。

自分たちでおこした火で作ったカレーライスは格別の味でした。
活動自体は1日ほどと短いものでしたが、北海道の大自然の中で普段できないことを思い切り楽しめたのは、本当に貴重な経験でした。地元の高校生と学校行事や雪の話など、さまざまなことを語り合えたのも印象深かったです。そして何より、キャンプ初心者の僕が「またやりたい」と思えるほど興味を持つきっかけにもなりました。自己表現の方法は、決してひとつではないのだと改めて感じました。
また、こうした活動に参加できたらと思っています。今度は6期生の皆さんも誘って一緒に北海道へ行きたいです!!
それでは、また次回お会いしましょう。けんだまでした。
アディオス!!
今回お世話になった「NPO法人アイス」様を紹介します。
主に小学生から高校生を対象としたダンスや歌、演劇などのワークショップが随時開催されています。ぜひ参加してみてください!!