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つだ
第370回学生ブログ【第六感研究会】「CAT初期段階における「幸福」の構造分析と、生活空間の超階層的秩序について」
みなさんの第六感を刺激する研究会。今回の担当はつだ研究員です!
はじめまして。
今年度の学生ブログに参加させていただくことになった、6期生のつだです。
CATに入学して早くも2か月が経過しました。
本稿の目的は、筆者がこの2か月間で経験した環境適応プロセス、および生活拠点において発生した不可解な事象を学術的に、かつ愉快に報告することにあります。
正直に申し上げますと、この2か月間だけでも「ここに来て本当によかった」と思わざるを得ない事象の連続であり主観的幸福度が想像を超過しています。
自身のあまりの恵まれ方に、「筆者の現世における過剰な環境的恩恵は、前世の生存周期において、少なくとも3事例の大規模な国際紛争を未然に抑止した『構造的平和構築の立役者』としての因果応報的帰結である」 という実に論理的整合性が欠如した仮説を立て検証を行っている次第です。
そんな立役者(仮)の本日の中間報告は、以下の2つのアジェンダに絞ってお送りいたします。
● 【アジェンダ①】CAT入学後2か月間における心理的変遷
● 【アジェンダ②】生活空間における実態調査
①CAT入学後2か月間における心理的変遷
この2か月間、筆者の精神状態は「非常に愉快なジェットコースター」の様相を呈しています。
入寮早々に同室の構成員と強固なリレーションシップを築いた直後、案の定ホームシックを発症。その後、先輩方の歓迎パフォーマンスに憧憬を抱いたかと思えば、今度は能力値の高い同期たちと自身を比較し、一時的に心理状態が低迷。客観的にデータ化すると、実に喧騒的なグラフを描いていたと思われます。
しかし、学内団体の稽古が始まった頃から潮目が変わり、「自律的なリソース管理に基づく持続可能な自己研鑽メソッド」 を実践を通して少しずつ構築できるようになりました。
何より先輩方や同期という人的資源に恵まれ、ゆえにこの幸福な時間が終わってしまうことに一抹の恐怖を覚えつつも、現在も日々稽古に励んでおります。まだまだ未熟すぎる個体ですが、最終的な段階に至るまで見守っていただけたら幸いです。
なお、講義の充足感は非常に高い反面、課されるタスク量は膨大です。 最近は、大量のリフレクションシートに物理的に追跡される悪夢を見てうなされる夜が続いており、早急に「効率的攻略アルゴリズム」を編み出すことが今後のQOL向上の課題となっています。
②生活空間における実態調査
ここからは、筆者が所属する生活空間コミュニティについて報告します。
当共同体の親密度の高さは、学内でもガチでトップであるというデータ(筆者の主観)が出ています。そんなコミュニティで先日ある事件が起きました。
話は入寮初日へ遡る。
共同スペースのダイニングテーブルに着席しようとしたその時、我々は空間の微細な違和感に気が付いた。
【観測された異常】 4つの椅子のうち1つだけ、クッションの色、高さ、およびプロダクトデザインが明らかに異なる。
調査の結果、その仲間外れの椅子は「個室の学習机に付属している椅子」と同型であることが判明。我々はすぐさま自室の個体をサンプリングして確認したが、解決は叶わなかった。
その日から1か月以上が経過した、ある日の情報交換中。
「やっぱこの椅子だけ違うんだよなー」と、Rが指摘した。
「なんか低いよね」Mが同意する。
「これだけイレギュラーなのまじでなんで?」と、Rが重ねる。
「え、イレギュラーなのこれだよ」Mは多数派の(正常なはずの)椅子を指さした。
ここでRは激しい認知的不協和を覚えた。今、こいつはどちらの椅子をイレギュラーだと言ったのか。
「違う違う、イレギュラーなのこっち(仲間外れの椅子)じゃん」
「こいつがここにいんのがおかしいんだよ」
すると、Mから衝撃の供述が得られる。
「え、私の部屋の椅子これ(多数派の椅子)なんだけど」
なんとMは、「自身の個人部屋の椅子が、本来はダイニングテーブルに配置されるべき存在であったこと」に、この日初めて気が付いたのである。
(※のちの追加調査により、Mはこれまで『個人部屋の机と椅子の高さが絶望的に合わない』という身体的苦痛を1か月半耐え忍んでいた事実が判明。Mは初日の調査の際、その瞬間のみ奇跡的に我々と同じ空間に所属していなかった。)
極めて不可解な現象ですが、当共同体においては、このような偶発的イベントが恒常的に発生しています。筆者は当該コミュニティの構成員およびそこで紡がれる時間的ダイナミズムに対して、極めて高度な親和性と愛着(簡潔に言うとまじでめっちゃ大好き)を抱いていることをここに付記しておきます。
おわりに:総括および今後の展望
筆者におけるCATの第1クォーターの軌跡は、上述の通り極めて濃密なパラダイムシフトの連続として推移しました。時間経過の体感速度は予測値を大幅に上回っています。
今後、カリキュラムはさらなる多バースト期へと移行し、それに伴う認知的負荷の増大に対して一抹の危惧を抱いていることは否定できません。しかしながら、これまでに構築した自律的なリソース管理メソッド、および前述生活空間共同体に代表される強固な心理的安全性を基盤として、今後とも当該生活研究への持続的なコミットメントを継続していく所存です。
私はこんな感じで元気にやっています。
毎日連絡できなくても、手紙を送るのが遅くなっても、体調は良好です。
だからあまり心配しないで、そちらこそ無理せず体に気を付けてね。
お盆くらいには一度帰ります。
以上、6期生つだ研究員でした。ありがとうございました。