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真城ゆい
第407回学生ブログ【第六感研究会】「散歩のすゝめ」
みなさんの第六感を刺激する研究会。今回の担当は真城ゆいです。
第六感とは、五感を超えた説明のつかない鋭い感覚のことを指します。要するに、「なんとなくこうなりそう」という勘です。では、人が第六感を研ぎ澄まし、必死に未来を予想せざるを得ないのはいつだと思いますか?
スマホや地図を見ずに散歩をしている時です。
人生は選択の連続であるとはよく言いますが、散歩も選択の連続です。つまり散歩は人生なのです。しかし、人生の選択はそこそこ上手くいってる私でも、散歩の選択は上手くいきません。
こちらに曲がればあの道に出るんだろうなと思っていたら行き止まりだったり、知らない道に進んでみようと思って曲がったはずが、よく知る道につながっていたり。左右どちらの道に進むか、二分の一の戦いに100%負けます。二分の一じゃないのかよ。
そう。私は超ド級の方向音痴です。
私が母親の娘である以上どうしても変えられない、遺伝子に刻まれた、救いようのない方向音痴なのです。夏休み中に一人で東京旅行に行ったのですが、一日目のセットログの半分くらいが迷子の記録になりました。キラキラ女子大生旅行Vlog計画が台無しです。
しかし全国の方向音痴の皆さんに朗報です。方向音痴は悪いことじゃありません。
方向音痴は散歩が楽しい。
赤子にいないいないばぁをすると笑う。男子小学生が下ネタで笑う。人類はよく知らないものを知ったとき、面白いと感じるものなのです。
右も左も分からない方向音痴にとって、散歩はドーパミン大放出コンテンツです。
犬も歩けば棒に当たる。私歩けば逆に曲がる。方向音痴は歩けばアガる。間違えてやっと道が分かる。(オリジナル散歩ラップ)
ま、次歩く時には分からなくなってるのが方向音痴なんですけどね~。
つまり、方向音痴は何度でもいないいないばぁで泣き止む赤子になれる可能性を秘めているし、いくらでも下ネタで笑い転げられる小学生に戻ることだって出来るということです。人生楽しすぎ。散歩の選択を間違えるたびに人生の選択は正解になる…!なんて素敵な100%なのでしょう!二分の一大外し万歳!
そして豊岡は方向音痴の散歩を適度に楽しませてくれる理想の場所です。道が緩やかなカーブになってたりして、思った方向に進ませてくれないところが一押しポイントですね。あと夜は大体の道が暗めで全部一緒に見えます。
しかし、上を向けば私を優しく出迎えてくれる真っ赤な「Aity」の文字。ド田舎にそびえたつ7階建てのショッピングセンターは、かつて船乗りたちを導いた北極星のようなものです。いつもありがとうAity。
そんな豊岡で、私は楽しく散歩をします。バイトの帰りに寄り道をたくさんします。コンビニを見かけるとつい入っちゃうんですよね。あのまばゆい光には引力がある。人も虫も引き寄せるなんらかの強い引力が。視認した次の瞬間には入ってしまっているので、多分ワープか何かしてるんだと思います。あぁ、大丈夫です、Aityは裏切りません。ワープしたって帰り道は分かりますから。いつもありがとうAity。
とはいえ、私は第六感研究会の研究員です。己の第六感を信じて、今日も元気に迷子になるとしましょう。ではまた~!