第296回学生ブログ【29きゅうDiary】「脱豊岡、脱引きこもり」

皆さまお久しぶりです、5期生のｶﾓｼｶです。1回目の学生ブログから間が空いたので話したいことがたくさんございますが、いざ文章にすると何を書くか迷って締め切りギリギリに提出することになってしまいました…(ｺﾞﾒﾝﾅｻｲｯ)

今回のサムネイルは先月末から今月頭の1週間ほど、初帰省をした時の最終日、フェリーのデッキから撮った写真です。私の地元は新幹線が開通していませんので、交通手段としては飛行機かフェリーの2択なんです（笑）。初めての帰省ということもあって、時間に余裕があるフェリーで帰りました。フェリー内の宿泊は初めてでしたが、思ったよりも揺れず、船酔いもなく8割方寝て過ごしました。飛行機とほとんど料金も変わらないのでこれからも時間があるときはフェリーで帰りたいなと思いました。

さてさて、最近の私はというと、入学以来、5期生『ひきこもり代表』として生きていたのですが、8月に初めての実習で淡路島に行きまして、それ以来少しアクティブになったような、ならなかったような日々を送っております。もともと人よりも欲が無く、同期や先輩方が旅行や観劇、ショッピング等に行ってるのをSNSで眺め満足するタイプだったので、特に何かが欲しい・どこかに行きたいと思うことがなかなかないんですよね。ですが、最近様々なところに行く過程でたくさんの刺激を受け、外に出る意義や自分の足で訪れる価値を、今更ですが気づくことができました。いくつになっても知らないことは無限にありますが、その中でも教えてもらわないようなことを知る、気づく機会って自分でつくるべきだなぁと思ったわけです。だって、フェリー内の椅子は全部床に鎖等で固定されてることなんてフェリー乗らなかったら絶対気づかなかっただろうし、居酒屋で本を読みながらお酒を嗜む人もいるなんて居酒屋バイトやらなかったら一生知らなかったと思うんですよ。こんなにしょうもなくて、役に立つことなんてなさそうなことだけど、自分で気づくとすごく印象に残るんですね。

この大学の合格が決まった時、私が小学6年生だった時の担任であり、恩師でもある方に報告電話をしたんです。その際に、大学生の心得というものをご教示いただきまして。その中の1つに「たくさんバイトをしなさい」とあったんです。恩師自身も、ショートケーキ🍰の上に乗ってるイチゴを乗せるバイトや、崖の上に登って何か作業するバイト(うろ覚えで申し訳ないです)など多様なバイトを経験して、当時はその話をたくさん話してくださってました。電話したときはなんとなく、色々経験を積んでたほうがいいからかな、ぐらいに思っていたのですが、本当に恩師が伝えたかったことはたくさんのことを知り、気づき、考えてほしいということだったのではないかと今になって気づきました。

ということで、時には暇な日を意図的に作って休むことも大切ですが、せっかくなら単発バイトやSAに参加して新たな気づきを探しに行くのもありだなと前向きな引きこもりに成長いたしました。さっそく今月は豊岡演劇祭をきっかけに、江原や日高などまだ訪れたことのない地域へ足を運ぶ予定を公演の予約をすることによって半強制的に作ったので、脱引きこもりを目標に少しずつ様々なものに興味を持っていけたらいいなと思っております。

今回も私の考えていることをだらだらと書くだけのブログになってしまいました。最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。以上、ｶﾓｼｶからお送りしました。

またお会いしましょう。