
キジバト
第302回学生ブログ【29きゅうDiary】「ありがとう、カナブン。」
雑記
皆さま、お久しぶりです。CAT5期生のキジバトと申します。
豊岡!!!ちょっと!!!!もう寒くなり始めているのはどういうことでしょうか。
豊岡の冬は非常に寒いらしいです。雪がすっごいらしいです。
冬は好きなのでとっても楽しみですが、流石に冷え始めるの早くないですかね。
さて、前回は豊岡に来てすぐの時に出会った生き物を紹介しました。あれから数ヶ月経ち、そろそろ入学から半年になります。その間に、また色々な生き物に出会いました。
その中でも特に印象的だった出会いはカナブンです。カナブンはまぁ、どこにでもいますよね。豊岡に来る前にもよく見かけましたし、もともとおっとりした雰囲気が好きな虫でもありました。
でも、圧倒的に豊岡のほうがカナブンが多い!!!!
寮の玄関口から外に出るまでに階段があるんですけど、夏場はそこを通ると十中八九カナブンがトコトコ床を歩いています。
危ないよ!!踏まれるってば君。
そう思いながらいつも気のついたカナブンはひょいと茂みに避難させていました。
そんな中出会った1匹のカナブン。
7月末だったと思います。夕方に晩御飯の買い物に出ようと玄関口を出て、階段に差し掛かった時、目の前で引っくり返ったカナブンが起き上がれずにワーってなってたんです。なんだかほっとけなかったので、手にちょいと掴まって貰って、近くの茂みまでご同行をお願いしました。
安全な場所まで来れたので、茂みに入っていただこうとしたんですが、手の居心地が良かったのか全然離れてくれませんでした。
仕方がないのでそのままカナブンの気のすむまで待つことします。
するとリラックスしたカナブンは小さな触覚で顔を掃除したり、黒いキラキラした目で辺りをキョロキョロと見渡したりし始めました。目には夕焼けのオレンジ色が少し反射しています。
その仕草がとっても可愛く、また全く違う生物の手の上でリラックスしてくれたのがなんだか嬉しくなりました。しばらくして、カナブンは新たな場所を目指して歩き始めたので茂みへ。そのまま買い物へ行きましたが、カナブンのおかげでいつもより楽しく買い物できました。
こういうちょっとした出会いのおかげでその後幸せに過ごせたりするのってとっても素敵でありがたいことだなと感じます。
他の生き物からでも人でも、貰った小さな幸せを忘れずに生きたいなと思います。
こんな好き放題な文章を最後まで読んで下さったことも、私にとってとっても幸せな事です。ありがとうございました。