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第315回学生ブログ【29きゅうDiary】「親の目の前でできることをやっているか?」

ちょんちょん

第315回学生ブログ【29きゅうDiary】「親の目の前でできることをやっているか?」

一人暮らし雑記

こんにちは。書くのは久々です。ちょんちょんです。最近やたらと寒くなってきましたね。九州スタンダードで服を選んで後々後悔するのを幾度となく繰り返しています。今年は寒いらしいです。カメムシが少ないと厳しい冬になるって1年生に聞いたのを思い出しました。豊岡楽しい!今年こそ神鍋高原でスキーをします。

サムネイルは、よくつるむ友人4人で肉パをした写真です。高い肉と日本酒の組み合わせ最高でした。肉、いいですよ、肉。

 

最近、演劇が楽しいです。観る側というか、創る側として。私が主宰している団体が3年目に突入し、今年に入ってから2作品の上演に至りました。ひとつは同団体所属メンバーが創作したもの、そしてもうひとつは私が創作したものです。自分の脚本を大学でやるのが初めてだったので非常にドキドキしましたが、客席がパンクするほど多くの方に観ていただけました。当初予定していた客席数を大幅に超え、舞台監督及び制作の刺さる目線が痛かったです。そういえば前作品も増席しなかった回はない、ということに気が付いたのは終演10分後でした。そしてとてもいい経験をしたな、と思います。自分の体験から作品を創ると、周りの世界に対するアンテナが大きく伸びたなーと感じる瞬間が増えてきました。何を面白さとするのか、自分だけの面白さを掴むためには何をすればいいのかをずっと考えています。

 

前述した作品について、私の苦い経験を元に創作していたので、大変口汚いセリフ、大変過激なハンドサインなど、それはそれはもう好き勝手にやってしまいました。いや今まで創作したもので綺麗なものなんて無いんですが。じゃあそれを、自分の親にも見せられるか?っていうことが私の劇作の基準のひとつにもなっています。

 

この大学に入る前、私は両親と熱い議論、もとい激しい喧嘩を繰り返しました。芸術に関する大学という点から、「お前は将来演劇で飯を食っていくつもりなのか?」とか、「そんなの不安定だ。もっと安定した進路にしろ」とか言われてきました。今思うと両親のそういう気持ちは十二分に理解できるのですが、なんてったって高校生、それら全てに反発しながらこの大学へ来ました。

大学に入ってからしばらくは似たような事を言われていたのですが、3回生へ上がったタイミングで進路について問われ、将来自分の団体を続けていってゆくゆくは演出家になりたいのだ、という話をしたところ、「ふーん、あ、そ。」と返されました。相当な覚悟で伝えたはずが、たった三言で終わったことに正直かなり動揺しました。理由を聞くとそれでも続けたいんだろうと言われ、やはり継続することで自分の道を示すことが大事なのだと感じたのです。

だからこそ、自分のやりたいことを認めてくれた両親に胸を張って見せることが出来るか、自分が面白いと感じるかどうか、の2つが今の大きな行動指針になりました。最近は大学でも新しい団体が続々と出来てきて、いつか私は何かに代替されてしまうのだろうかなんて考えもよぎったりするけれど、軸さえ決まっていればどうってことは無さそうです。また気持ちを新たに自分の面白さを究めてみようと思います。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。そういえば弊学の入試ももうそろそろ始まりますね。受験される方々は頑張ってください。それでは。

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