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第35回:学生BLOG【にゃんにゃんブログ】「CAT入試対策教室〜グループワーク対策編〜」

ヨロコビ

第35回:学生BLOG【にゃんにゃんブログ】「CAT入試対策教室〜グループワーク対策編〜」

どうも〜、今回のブログを担当するヨロコビです。

9月末から入試の経験や対策方法を掲載してきました。今回はみなさんが気になる学校推薦型選抜、総合型選抜で実施される『グループワーク』について対策方法と経験談を紹介します。

少しお時間を頂きますが、最後までお付き合いください!

1.昨年のグループワークのざっとした流れ
2.先輩方の体験談とメッセージ

2−1 学校推薦型選抜

2−2 総合型選抜

3.私自身の経験談とアドバイス・応援メッセージ

の3テーマで紹介していきます!

1.昨年のグループワークのざっとした流れ

過去の入試問題は大学ホームページのメニューにある「入試情報>実施結果」掲載されています。是非、そちらで確認してください。

では、ざっくり紹介します。(本当にざっくりです)

 

1.一階の教室に待機中

時間が来るまでは、参考書を読んだり、志望理由書を見返したり。

2.担当の方が来られて、受験番号が呼ばれる。筆記用具をもって移動。

(どうやら前後の6,7人が同じグループになりそうだ。)

3.グループワークを行う教室へ移動

4.挨拶して入室

(机が円になって置かれてる。各机にアルファベットが書かれた名札とプレートがおいてある)

5.試験官からの説明

(試験官は3人でした)

6.討論開始

(いきなり始まった感じでした)

7.途中、試験官の学長のオリザさんが入ってくる!

(3人の試験官がおられるが、他の試験官も入室して討論を見られる)

8.討論終了

9.挨拶して退室

10.最初の教室に戻り、待機。空き時間は参考書、志望理由書を振り返る

11.休憩時間

12.面接へ…

 

という感じです!

 

今年の流れとは違うかもしれませんので募集要項をよく確認してください!

それでは、各先輩方(僕の同級生です)にインタービューしたので是非参考にしてください。

2.先輩方の体験談とメッセージ

2−1 学校推薦型選抜

では、まずGさんのインタビューから!

ーーーーーー

1.どのような対策を行ってましたか

受験にグループワークがある子たちと練習して、場に慣れるようにしてたよ!

2.グループワークで意識したこと、大事だと思うことについて教えてください!

しゃべりすぎないことと周りの話を聞くことです。

3.当日の流れと役割について覚えてたら教えてください!

 

最初に自己紹介しました。これは場が和んでよかった。その後一人ずつ自分の意見を言い、それを整理する形で話し合いが進んでいった気がする。

あんまり発言してない方がいたから、その子に名指しで「◯◯さんはどう思う?」って聞いて皆が話せるようにしたよ!

 

4.反省点などあれば!

 

対策として、その後の個人面接で「グループワークどうでしたか?」って聞かれるから、グループワークで自分がどういう立ち位置だとか、話し合いの構成とか分析しながらグループワークした方がいいと思った。

 

5. 最後に受験生へメッセージを!

 

自分のペースで!その場の空気にのまれないで!

 

ーーーーーー

僕もGさんと同じで、次の面接で「なんであの時に最初の自分の意見ではなくて、みんなの意見に合わせたの?」って聞かれましたね。

次はOさんです。

ーーーーー

1. まず、グループワークに向けてどのような対策をしてましたか?

 

特に本番と同じような状況を作って練習したり、ディベートをしたりはしてなかったです。対策としては時事問題や未来を担う世代が直面する課題について調べたり、自分の意見を持つようにしてました。

 

2. グループワークで意識したこと、大事だと思うことはなんでしょうか?

 

難しい質問…グループワークに正解はないので一概には言えないけど私が意識していたのは自分1人の考えではなく、グループで答えを導きだすということ。

みんなでよりよい結論を出すにはどうしたらいいか考えていました!

 

3. グループワークにおいての役割は?

要点をまとめたり、違った視点から問題を見てみるように促すといった話の切り替えを行ってました。

 

4. 振り返ってみて反省点などあれば。

私は緊張して前日全然眠れませんでした。そのため次の日は疲れと寝不足が重なってしまいました。前日は焦らず、ゆっくりと落ち着いた気持ちで過ごすのも大事だと思います!

 

5. 受験生へメッセージを!

自分らしさが出せるように応援しています!

 

ーーーーー

前日の夜まで、緊張してて中々寝れなかったです。今一度、志望理由書を振り返ったり、ニュースを見たりしてました。面接の自己アピールタイムの実演で高校演劇の最初のシーンを演じる予定だったので再度確認してました。寝たのは、、、午前2時だった気がする笑

 

次は私自身も受けた総合型選抜です!

 

2−2 総合型選抜

まずは、Iさんから

ーーーーー

1.どのような対策を行ってきましたか?

ZOOMで有志で集まってグループワークの練習をしていました。

 

2.グループワークで大事なことは?

必ずしもリーダーをやる人が凄いとか、評価が高いわけではないと思います。

周りを見て、自分がやれる最大限の役割をする、そして役割が割り振られていても出来ていない人がいたらサポートするなどが重要です。

あと、積極的に会話の輪に入ることが全てではないと私は思いました。

やはり本番は緊張して練習通りに行かないことも多いので、輪にうまく入れなかったとしても、常に客観的に見て、話題がそれたり意見を話すべきだと思ったりしたら声を上げるのもひとつの手です。

グループワークは自分が!というよりは、周りとの協調性や社会性が大事になってくると思います。

 

3.当日のグループワークにおいての役割を教えてください!

タイムキーパーと話がそれた時の修正、話がたくさん出た時のまとめもしました。

 

4.反省点があれば教えてください!

時間内に結論が出なかったです。その理由は終了間際になって意見を変えたからだったので、最初からひとつひとつ矛盾が生じないように整理していくべきだったと思います。

 

5.受験生に向けてメッセージをどうぞ!

いろんな対策や志望校への不安などがあるかもしれません。

でも自分がやれる最大限のことをしよう!という意志さえあればなんとかなります。

無理をしすぎて体調を崩さないように、あったかい飲み物を飲みながら自分のペースで頑張ってくださいね。

応援しています。

☆面接の実演について(おまけ)

中国語で自己紹介をしてから、手話でこれから地元の民謡を歌いますと喋り、地元の民謡を歌いました!

 

ーーーーー

そうなんですよ。決して司会者が評価が高いとかみんなに合わせれば大丈夫というわけではないです。その根拠となるものは後で紹介します。ただ、言えるのはCATは演劇に関わる先生が多いということです。だから、グループワークにおいても、この人となら一緒に演劇創作を行っても大丈夫という目線で見てるかもしれません!

 

次はSくん

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1.どのような対策を行ってきましたか?

 

特にしてこなかったですけど、ネットで基本的な進め方は調べてました。面接と小論文に力を入れてた感じです。

 

2.グループワークで大事なこと、意識したことはなんですか。

 

過度に発言をしないこと。相手の意見を聞くことが大事だと思います。そして、やはり客観的に見れるかどうかが重要だと思います。問題の内容も含めて今の話の進み具合とか。

 

3.当日のグループワークでの役割を教えてください!

自分は司会者、タイムキーパーなどの担当にはならなかったです。その分、客観的に見れたし、問題に対してまわりの人以上に考えられたと思います。

 

4.反省点があれば教えてください!

グループワークって回答に正解がないから、終わりが見えにくいというか、残り時間を考えてどのように進めば良いのか考えるのがすごく大変でした!議論に集中しないといけないし、でも、頭の中では冷静に判断することが大事だと思います!

 

 

5.受験生に向けてにメッセージをどうぞ!

グループワークって面接と小論文と違って、採点方法はよく分からないし、事前の準備が本番に活かされないときもあると思います。だからこそ、自分の意見をしっかり持って、アピールしていくことも大事だと思います!ファイト!

 

ーーーーー

ありがとうございました!グループワークって事前の準備はそんなに力いれなくても良いけど、本番はどういう人と一緒になるかもわからないし、問題もわからないので不安になりますよね。だからこそ、自分の発言に自信を持つことは大事な気がします!

3.私自身の経験談とアドバイス・応援メッセージ

ということで、僕なりのCATのグループワークの分析をしたので、簡単に紹介していきたいと思います。(世間一般で言われてることや学校で言われてることはあえて触れません。)

 

まず、最初にお伝えしたいのが僕の入試の参考書になった本についてです。これは、進路指導で、さらに演劇部の顧問だった先生から必ず読みなさいと言われて3周ぐらい読み返し、当日の空き時間も読んでた本です。

 

「下り坂をそろそろと下る」 著者 平田オリザ 講談社現代新書

 

この本のどういう点が参考になったかというと、まずCATを作った背景(建てられる前に出版された本ですが、なぜ豊岡において、演劇活動を行っているかといった理由が書かれており、大学の教育方針やどういった人材を輩出するかという内容に繋がってる見方です)が知れること。募集要項以上の求められている人材について理解することができました。そして、大阪大学の大学院や四国学院大学を初め、オリザさんが関わってきた入試の意図についての話も書かれているからです。

これが、なんと。CATでの小論文の構成や面接で聞かれる内容の予測に繋がりました。例えば、面接において、直前のグループワークの感想は実は聞かれると知ってましたし、あくまで討論の過程を見るといったことです。小論文も自分の価値観からの思い込みではなく、どの人が読んでも納得できる内容であるかも重要でした。

 

ぜひ、一度読んで見ることをお薦めします!

 

僕がグループワークで大事だと思ったことです。

・司会者、リーダーに全てを任せない(物事を自分の事として捉えているか、一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できているか)

・どうしたら質の高い回答を出せるかよりも、どうしたらみんなが納得した形で議論をまとめることに力をいれる(つまり、コミュニケーションが大事!)

・時間内に解決する(演劇の創作だけじゃなく、仕事や学校でも計画性をもって取り組むことが大事になってきますからね)

・終わった後の振り返りを行う(学びを活かせるか、次の現場で活かせられるか)

 

当日、自分はタイムキーパーでしたが、演劇部で、朗読に自信がある人がいないか聞き、実際に読んでもらい、問題の理解をみんなで深めたり、解決案は右回りにして、全員が発言できるようにしたり、時間を必ず5分以上余るよう時間配分をするよう提案したりしました。

 

最後に応援メッセージ

当日は緊張していましたが、不安はなく、むしろ笑顔で楽しんでました笑!全員、味方だと思って望んでましたね。今も試験官だった先生方にはお世話になってます。観光を学びたい方もまだ将来が決まってない方もどうか不安にならないでください。どの試験官もどの人を落とそうかとは見てません。むしろ、あなた自身の面白さと可能性を見てます!だから、いつもの君で大丈夫!自分を信じて、やってきたことを信じて受験に望んでほしいです!4月、桜が咲いたその時にお会いできることを今から楽しみにしています!

 

長文ですみません。ヨロコビでした!!

 

ブログ担当者:ヨロコビ

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