
都心から離れた地域にも、
もっと芸術文化の魅力を
もっと芸術文化の魅力を
OJIMA KANAE
尾島 叶さん
県立岡山操山高等学校 岡山県出身
芸術文化専攻4年生
芸術文化専攻4年生
地域と演劇・劇場との 結びつきを通して、 心の“拠り所”を届けたい
地元で開催された「瀬戸内国際芸術祭」でのボランティア活動を通して、地域を元気にできる芸術文化の魅力に興味を持ちました。地方は都心部に比べて芸術に触れられる機会が多くありません。その格差を埋める希望を秘めているのがCATの学びです。私に新たな気づきをくれるのが、アートマネジメントと地域の芸術文化振興の専門家でもある尾西先生のゼミ。メンバーそれぞれの視点から意見が飛び交うディスカッションに、毎回刺激を受けています。
また、「豊岡演劇祭」関連の実習では、リアカーで地域を練り歩くPR活動を仲間たちと企画。授業で学ぶ理論だけでは見えない、地域の課題や人々の温度感も身近で理解でき、実践の場で学ぶことの意義を実感しました。演劇教育への関心が高まったのも、豊岡市内の教育現場でのワークショップがきっかけ。演じるという行為を通して、自分の隠れた魅力を引き出す生徒たちに数多く出会えたからです。人を輝かせる演劇や劇場が、地域にとっての“ 拠り所”にもなるように、今後もあらゆる可能性を追究していきます。