観光
安藤 竜
RYOH ANDOH
助教
主な担当科目
芸術文化・観光プロジェクト実習1・2・3・4
専門分野
歴史学(日本近世史)、食文化史、観光まちづくり
経歴・資格
関西学院大学大学院文学研究科日本史学専修修了。
金沢で観光職業訓練校講師、温泉旅館での業務改善講師などを務めるほか、地域の歴史を活かした観光コンテンツやアート作品の制作に携わってきました。
学生へのメッセージ
「歴史を知れば、何でもない場所が、かけがえのない場所になる」
会社員をしていた頃、地方に転勤になった同僚がよくぼやいていました。
「この町には何もない。はやく都会に戻りたい」
この言葉を聞くたびに、私は納得がいきませんでした。
どのような場所にも歴史はあり、面白いものはたくさんあります。
知識さえあれば、人はどこにいたとしても、楽しく生きていくことができると私は思っています。
面白いものを見つける力、面白さを多くの人に伝える力を、みなさんと一緒に身につけていければと思っています。
研究テーマ
地域史・村落史(加賀藩・但馬国)、食文化史(発酵食)
主な業績・受賞歴など
<論文>
「能登奥郡における加賀藩の地域編成と村落ー能登国鳳至郡東山村を事例にー」(『加賀藩研究』12号)
「加賀藩領における鉄砲改めと狩猟・鳥獣害」(『かなざわ食マネジメント専門職大学紀要』創刊号)
「加賀藩領における柿」(『かなざわ食マネジメント専門職大学紀要』2号)
<口頭発表>
「地域における異分野の人材を巻き込んだアートプロジェクトの推進とリーダーシップ〜金沢市のKanazaWAZA 研究所を事例として〜」(異文化経営学会第4回北陸部会)
社会的貢献・活動など
- 松井直コレクションプロジェクト主催タイサンボク講座「前田利常の美と小松の文化」講師(2024年)
- 富山市民学習センター富山市民大学「食と住の文化史」講師(2024年)
- 私立金沢高等学校探究授業連携協議会委員(2021〜2024年)
- kanazaWAZA研究所「インスタレーションアート展「珠姫の物語」〜過去へ進む未来へ戻る〜」制作協力(2021年)
- 金沢観光協会金沢再発見モニターツアー「城下町金沢の歴史をたどる、古地図まちあるきツアー」企画(2020年)
- 「小松城浮城マップ」制作(2019年)
- 金沢21世紀工芸祭・鷹峯フォーラム「趣膳食彩 共鳴する才能〜光悦と金沢〜」講師(2017年)
- 金沢21世紀工芸祭・鷹峯フォーラム「趣膳食彩 共鳴する才能〜光悦と金沢〜」講師(2017年)
- 金沢を古地図で観光アプリ「古今金澤」制作協力(2016年)
但馬の好きなところ・おすすめスポット
豊岡の公設市場付近の暗渠、豊岡劇場、バザールタウン、中嶋神社(お菓子の神様)